新入院患者のプレゼンテーションとICU入院患者のプレゼンテーションの違い

新入院患者のプレゼンテーション
 現場から救命センターの初期治療室に搬入され、呼吸・循環動態が安定化するまでの経過を
 まとめてプレゼンテーションします。
   初期治療は繰り返し行うアセスメントと同時に進行します。
     ここで使うのがA,B,Cアプローチです。 
        A:気道のアセスメント。異常があれば直ちに治療
        B:呼吸のアセスメント。換気は胸郭の動き、酸素化能はSpO2
        C:循環のアセスメント。脈拍の触知、皮膚の色、冷感

ICU入院患者のプレゼンテーション
 初期治療の結果、呼吸・循環動態は安定しているので、A,B,Cという用語は使いません。
 ICU入院患者では、「呼吸機能は・・・」「循環動態は・・・」という具合にプレゼンします。